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日本の製薬業界のデジタルマーケティングへの期待と懸念事項

Creation Healthcare社アジア太平洋地区の James Bestilny は今月開催された「Pharma Marketing Excellence Japan 」にて日本の製薬企業のデジタルマーケティングおよびソーシャルメディア利用に関する調査結果を発表しました。この調査は数ヶ月前に日本の製薬企業の従業員を対象にCreation Healthcare社が Eyeforpharma社と共同で実施したもので、日本では慎重ながらもデジタルメディアへのコミットメントが高まっていることが明らかになりました。 調査結果の詳しい分析は日本語 と英語 で無料でダウンロードできます。このレポートは日本の患者と医師間の関係の変化や、日本の製薬企業のマーケッターが直面する主な課題とチャンスを明らかにし、将来の予算の策定において重視されているデジタルチャネルを発表します。また、日本でソーシャルメディアを最も効果的に利用している製薬企業の同業者によるランキングも発表します。 レポートの全文を日本語 と英語 で無料でダウンロードできます。 Creation Healthcare 社は医療関係組織のビジネスリーダーに助言を提供し、変化するヘルスケアエンゲージメントの環境における体制作りをお手伝いする国際コンサルタント会社です。グローバルまたはリージョナルエンゲージメントの戦略開発についてのご相談は今すぐに承ります。

デジタルチャネルに信頼を置く日本の製薬企業

Creation Healthcare社が実施した日本の製薬会社のコミュニケーションに関する調査によると、最近までは保守的であった環境においてデジタルチャネルやソーシャルメディアへの依存度が大きく高まっています。 Creation Healthcare 社はEyeforpharma社 と共同で日本の製薬・ヘルスケア業界のシニアマーケター、コミュニケーターおよびエグゼクティブを対象とする調査を実施しました。この調査の目的は日本のヘルスケアエンゲージメントにおけるデジタルコミュニケーションチャネルの利用の実態を把握することです。 Creation Healthcare社は2011年5月17-18日に東京で開催される第4回Marketing Excellence Japan 2011にてこの調査結果を発表し、日本の製薬企業のデジタルコミュニケーションの最新動向を概説します。本稿では当イベント中に発表する最新動向の一部を紹介します。 日本の製薬企業の利用動向 Creation Healthcare社がEyeforpharma社と共同で作成したオンラインアンケートへの日本の製薬企業の専門家の回答は、現在のデジタルプラットフォームとチャネルの利用動向を把握し、社内でデジタルプロジェクトを導入する際に直面する課題を浮き彫りにし、将来のコミュニケーションチャネルの予算の変化を予測しています。 また同調査は日本の患者と医師間の関係の変化についての回答者の見解も明らかにしています。回答者は製薬業界がソーシャルメディアを利用して患者との接触をいかに改善できるか、そうしたイニシアチブから企業が求める成果は何かについて興味深い回答を提供しました。 予算の配分 調査結果は欧州及び米国市場で既に見られるように、旧タイプと新タイプのチャネルに対する製薬会社の予算の配分が変化し、デジタル予算が増加していることを示唆しています。調査結果のプレゼンテーションでは、予算の増減幅が最も大きいチャネルについて詳しく解説する予定です。 予算の推移 Creation Healthcare社はイベント中に以下の分野に関するプレゼンテーションを行います。… Read more

Marketing Excellence Japan が2011年5月開催へ

大成功を収めた2010年のMarketing Excellence Japan 会議に続き、Healthcare Engagement Strategy 誌は2011年5月に開催予定のMarketing Excellence Japan 2011 のメディアパートナーとして日本のEyeforpharma 社と連携できて光栄に思います。同会議のプログラムが確定次第、皆様に情報を逐一お知らせします。 2010年の会議では、グローバルあるいはローカルに事業を展開する製薬企業のマーケティング担当者、コミュニケーション担当者、ビジネスリーダーが日本で一堂に会しました。市場のニーズと患者さん中心のマーケティング戦略を調和させることに焦点を定め、会議では日本の変化を遂げるヘルスケア環境における効果的なマーケティングに関する新考案の素晴らしい具体例が提示され、興味をかき立てる議論が繰り広げられました。 日本イーライリリー株式会社執行委員マーケティング本部長で、2010年会議の会長役を務めたNeil Aubuchon氏は事前にこう語りました。「日本の製薬業界は急速に変化を遂げています。研究開発の生産性は最低レベルに落ち込み、業界再編が進み、継続的に費用削減のプレッシャーにさらされています。20世紀型の業務活動から21世紀型の業務活動に移行させる時が来ました」.第4回目になるMarketing Excellence Japan 2011は製薬企業が日本において採用する最新の革新的なアプローチを紹介し、今回も非常に興味深いものとなるはずの会議のために業界専門家を一堂に集めます。 Marketing Excellence… Read more

製薬会社の立場から見た日本

最近のMarketing Excellence Japan 2010会議で、私は製薬会社の講演者の一部と情報交換を行い、日本のヘルスケア環境における製薬会社のマーケティング活動のユニークな局面について質問しました。 このビデオインタビューでは、日本のサノフィ・アベンティスのMarketing Excellence責任者のBrent McCainとアストラゼネカのManaged Markets Brand DirectorのGabrielle Pastoreが日本市場での経験について語ります。 グローバルに事業を展開する製薬会社にとっての日本の重要性を概説しながらGabrielle Pastore氏は日本の製薬市場は世界第2位の規模で、成長を続けていることを指摘しています。 Pastore氏は、処方を推進する要因を知るためにフォーカスグループなどの欧米の市場調査技法を日本に導入する機会があるものの、新しいアイデアを取り入れることは容易ではないと述べています。 「日本は島国のため、人々は現在のやり方に大変満足しています。アイデアと課題を持ち込むことは非常に大きなチャレンジです。」 Brent McCain氏 はインタネットを利用するだけでなくそのコンテンツを作成している膨大な数の日本の患者にスポットライトを当てます。同氏は、これは製薬会社が市場調査を実施するための真の機会を提供し、それは製薬会社のマーケティング活動の役割に対する考え方を変えることを意味すると指摘しています。 「インターネットの役割に対する考え方はこれまでとやや異なるものになります、それは我々のメッセージを顧客に伝えることよりむしろ、ソーシャルメディアやインターネットから学ぶためのものになります。我々がインサイトを得られるのはこうしたサイトからです。」 Creation… Read more

中国のソーシャルメディア:概論

近年、中国は世界経済の原動力としての地位を固めてきました。それと同時にソーシャルメディアの出現は世界中の人々がインターネットを利用する方法を大きく変えました。中国のソーシャルメディアはどうでしょうか?中国の人々はその他の諸国と同じ位ソーシャルメディアを利用しているのでしょうか? Facebook, YouTube, Twitter などのサービスは中国ではアクセスが遮断されていますが、国内に同様のサービスが存在するのでしょうか?中国のソーシャルメディアの最新事情をお伝えします。 中国の国民がアクセスできるようになってから、インターネットは情報ツールとしてだけでなく、「ネチズン(ネットワーク市民)」同士が簡単に交流できるパワフルなコミュニケーションツールとして利用されてきました。昨今、中国のインターネット普及率は2009年末現在、28.7%に止まったものの(出所: China Internet Network Information Center)、この比率は約3億8400万人のインターネット利用者に相当し、その90%はブロードバンドに接続し、30%は携帯機器からインターネットにアクセスしています。 中国で最も閲覧数の多いウェブサイトをより注意深く調べてみると(Google Adplanner 1000 most-visited sites on the web list経由)、Sina,… Read more

エーザイの消費者中心の医薬品ウェブサイト

日本に住んでいたり、日本を訪れたことのある人なら日本が対照的な国であることを知っていると思います。これはネットによる医療・健康情報に関しては他の諸国同様に当てはまります。 日本の医療・健康情報の伝達は非常に保守的な一方、一部の日本の製薬会社は患者さん中心のウェブサイトの開発において世界のリーダーになりつつあります。 日本国外の多くの製薬会社のウェブサイトは主に投資家とメディア向けのコンテンツに力点を置いているのに対して、日本の製薬会社ランキング第5位のエーザイは消費者中心型のウェブサイトを開発しました。規制の対象となる環境において、製薬会社による消費者への直接のマーケティング活動は注意を要する問題ですが、エーザイ日本事業本部戦略企画部の担当課長の開發氏にとっては消費者に焦点を定めることはきわめて重要でした。 「消費者に対しては適正な単語と専門用語を使う必要があります。」と開發氏は先月、Marketing Excellence Japan 2010 で述べました。「これは医者に対して使う言葉とは異なります。」 開發氏と彼のチームにとってその秘訣はウェブサイトを構築する際の架空の人物、「ペルソナ」の開発でした。 広範な消費者調査プロセスを経て、このペルソナは「普通の女性」すなわち健康な母親、家庭で最も大きい影響力を持つ人物と定義されました。この女性の父親は認知症、母親は骨粗しょう症を患っています。彼女は46歳。流行に敏感で、生け花を教えています。 エーザイはこのペルソナが愛読する雑誌やインタネットの利用方法について調査しました。消費者インタビューの結果、この女性は医学用語には詳しくないけれどインターネットで病気や症状に関する情報を調べることが明らかになりました。彼女は知りたいことを調べるためにインターネットを利用します。エーザイが実施した日本の消費者調査によるとこの女性が好むサーチエンジンはヤフー [http://www.yahoo.co.jp/].です。 ウェブサイト上で大々的に扱われるエーザイのペルソナ エーザイのペルソナ開発の結果生まれたウェブサイトはhttp://eisai.jp/で、ウェブサイトが作成されたペルソナの画像と、消費者のネット検索活動に即して関連性のあるコンテンツに消費者を差し向けるためにアマゾン[http://www.amazon.co.jp] からアイデアを得たユニークな「Wellness Finder」で構成されています。 ウェブサイトは全て消費者を考慮して作成されましたが、ホームページのWellness Finderは消費者に分かりやすい言葉を使った非常に革新的なヘルス情報です。まず最初に「痛み」「胃腸」「肩」「疲労」「骨粗しょう症」などの数々の健康に関連したキーワードが表示されます。 エーザイのユニークなWellness Finderツール… Read more

Creation Healthcare社は東京にアジア地域事務所を開設

国際ヘルスケア・コンサルタント会社のCreation Healthcare社は2010年7月1日、アジアのヘルスケア企業向けの事業を展開するために東京に事務所を開設します。 東京事務所の開設は、地元のインサイトと実施により国際戦略の提供を継続的に改善するというCreation Healthcare社の戦略の一環です。 Creation Healthcare社の日本におけるコンサルタント業務はChris Earnshaw 氏の指揮の下で行われます。Earnshaw氏は日本滞在歴が35年に及び、その大半を日本のヘルスケア市場における製品のポジショニング、ブランドの構築、法令順守に関する大手製薬企業向けのコンサルタント業務に携わってきました。 Creation Healthcare社の Global Director of Digital EngagementのDaniel Ghinn氏は次のように述べました。 「当社の新しい東京事務所はアジアの製薬企業やヘルスケア企業向けの業務を指揮するための地元の拠点となります。 30名のコンサルタントが世界中に配置され、Creation Healthcare社のアジア事務所はコミュニケーション、マーケティングおよび医療情報サイトの改善を図る世界およびアジアの製薬企業およびヘルスケア企業にとって最適な場所に位置するコンサルタント会社となります。 東京のCreation… Read more

台湾の電子カルテ~欧米諸国は何を学べるか

ここ数年間、欧米諸国では消費者が自らの医療記録を管理できるようにする社会・技術的変化が起きています。 「Google Health」とマイクロソフト社の「HealthVault」は自身や家族の健康情報を管理したい人々のために新しく興味深い選択肢を提供するプラットフォームです。 最近の調査結果によると、電子カルテ(EMR: electronic medical record) 技術を進歩させることも米国、英国およびオーストラリアの政府にとって最優先事項で、今後5年間に総額1000億米ドルもの資金が投じられます。[1] 「HealthCast: The customisation of diagnosis, care and cure診断、ケアおよび治療法のカスタマイズ (PwC 2010) 」のデータは以下を示唆しています。 健康情報の利用者の85%は電子カルテが重複を削減すると考えている… Read more